くくたちshop+caféにならぶ和歌山のこだわり農家さんがつくる加工品たち。
それは、新鮮なものを新鮮なうちに、そして贅沢に使用しているのでその美味しさは格別です。
ここでは、お土産やギフトにもぴったりな加工品たちを紹介しています。
徑山寺味噌(堀河屋野村)
醤油発祥の地
和歌山において最古の蔵ともいわれ、300年余りの間「
驚くべきは、その製法。「本物の味」「伝統製法」という
徑山寺(きんざんじ)味噌は、ナスや瓜などの夏野菜をあわせたおかず味噌。
鎌倉時代に中国から伝わり、醤油が生まれるきっかけになったものです。
和歌山の特産品として有名なこのお味噌ですが、今では様々な味のものが出回っています。
そんななかで堀河屋さんは、伝来当初の製法そのままで製造。
原材料については、大豆は北海道産、はだか麦は愛媛産、米はその年に良いできのもの、そして瓜・茄子・紫蘇・生姜は和歌山県印南町など地場産のもの(生姜は一部 高知産)を使っており、原材料は当時そのままに、今の国内で厳選した産地のものを使っているそうです。
夏野菜は朝採れのみを使用しており、特に紫蘇などは次代ご当主自ら摘みに行くのだとか!
そしてもちろん、醤油同様すべての工程が手作業です。
大豆などは薪の火力で煎り、唐箕(とうみ:知っている方は少ないと思いますが…)で皮をとり、石臼でひきわりにしたりと、気が遠くなるような作業。
米麹と麦麹をつかう徑山寺味噌には、もちろん手作業で作った麹を使用します。
こうしてできる野菜たっぷりの発酵食品は、そのまま白ご飯やお茶漬けとあわせるのはもちろん、生野菜にのせてお酒の肴に、シンプルに焼いたお肉・お魚にのせておかずになど、アレンジも色々と。
おなじ発酵食品のチーズと相性がいいので、バゲットにいっしょにのせても◎
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